2026年6月、市の広報の公式SNSが、警察からのお知らせとして不法就労と不法滞在の啓発文を投稿した。県警が例年示す文章だった。
- 問題視されたこと
- 国内の不法滞在者の多くが不法就労しているとみられるとの記述に、根拠がないと批判が出た。
- その後
- 翌朝に投稿を削除して謝罪し、警察から受け取った文章をそのまま載せたと説明した。
外部機関に頼まれた文章でも、特定の属性への偏見を生む表現を確かめずに投稿しない。
出典:kobe-np.co.jp(報道)、mainichi.jp(報道)
いまの論点・2026年10月6日に調べた
2026年2月の衆院選では、外国人の受け入れ数の制限や土地取得の規制が公約に並び、外国人政策が争点になった。6月にはある市が、警察の啓発文を公式Xにそのまま投稿した。不法滞在者が多いと読める文面で、約40万回閲覧されたあと市は削除して謝罪した。
特定の国籍や外国人全体を、根拠なく犯罪や不法行為と結びつけていないか
外部の機関から頼まれた文章も、自社の発信として表現を確かめたか
外国人政策の論争に便乗したり、どちらかの立場を示すと読めたりする表現になっていないか
特定の政党や国籍・人種などの属性について、支持や偏見を示していないか
政党への中傷や政党を連想させる色づかい、嫌悪をあおる言葉、根拠のない「不法滞在者」投稿、ステレオタイプの描写が批判された。
人種や国籍を外見で記号化したり、海外での差別や歴史の文脈を見落としたりしていないか
金髪と付け鼻の外国人像、黒人を猿に例える文脈を連想させる表現、現地の歴史認識に触れる字幕が差別的だと批判された。
ネットミームやハッシュタグ、論争中の話題に、由来や文脈を確かめずに便乗していないか
つらい出来事が由来のミームやDV被害を語るハッシュタグ、子どもを性的に見る題材、家事論争に軽く乗り、無神経だと批判された。
2026年6月、市の広報の公式SNSが、警察からのお知らせとして不法就労と不法滞在の啓発文を投稿した。県警が例年示す文章だった。
外部機関に頼まれた文章でも、特定の属性への偏見を生む表現を確かめずに投稿しない。
出典:kobe-np.co.jp(報道)、mainichi.jp(報道)
2025年3月、バラエティ番組で、外国出身の女性がある鳥を食べる習慣を語ったように見える街頭インタビューを放送した。
面白さのために、街頭インタビューの発言を切り貼りして別の意味にしない。
出典:j-cast.com(報道)、nikkei.com(報道)
2025年、国政選挙の期間中に公式SNSに投稿した。オレンジ色の上着の職員とマスコットが拳を上げる写真に、郷土愛を強く打ち出す言葉を添えた。
選挙期間中に、政党の色や標語を連想させる表現を公式アカウントで使わない。
2024年、飲料の広告と連動した人気バンドの楽曲の動画が公開された。探検家に扮したメンバーが、猿の姿の人々に人力車を引かせる場面があった。
タイアップ素材の歴史的、文化的な意味を確かめないまま広告に使わない。