いまの論点・2026年10月6日に調べた

ジェンダー・ルッキズム表現(定番の論点)

2025年は、性別役割や年齢・容姿をめぐる批判が続いた。2月にある県の妊娠に関する冊子が、出産を急かす表現だと指摘された。3月には結婚情報誌の17歳のCMモデル起用、8月には食品メーカーの公式Xの投稿が、主婦や女性をやゆしていると受け取られた。同じ年には即席めんのWeb CMも、性的な演出だと議論になった。2025年10月以降の新しい大きな事例は確かめられなかったが、毎年のように起きる定番の論点である。

この論点は、調べた期間に新しい大きな事例が確かめられなかったため、定番の論点として載せています。

出す前に確認すること

当てはまる確認の問い 過去の事例から整理したもの

似た事例 企業名は伏せています

2025年2月・地方の広域自治体である県・広告・CM・PR表現

県は外部団体が作った妊娠に関する冊子を買い、高校2年生全員などに配った。2025年2月、その絵や文言がSNSで批判された。

問題視されたこと
35歳の卵子を手遅れのように、50歳以上を店じまいのように描くなど、出産を急かす表現が問題視された。
その後
県は、選択できる環境をつくるためで、卵子の老化は伝えるべき事実だと説明した。

健康情報を啓発するときに、年齢による焦りをあおる言葉や絵を使わない。

出典:kahoku.news(報道)、media-akita.jp(報道)

2025年・国内の大手食品メーカー・広告・CM・PR表現

2025年、Web限定のアニメCMを公開した。女性が頬を赤らめてうどんを食べる表情や口元のアップを描いていた。

問題視されたこと
食べる女性の表情や口元を強調するカットが、男性目線の性的表現だと受け取られた。
その後
会社は動画を削除せず、謝罪も行わなかった。

女性の表情や口元のアップが性的に読まれうるかを、多様な目で確認せずに公開しない。

出典:toyokeizai.net、diamond.jp

2024年10月・日用品・化粧品のメーカー・広告・CM・PR表現

2024年10月、日用品ブランドが都市部の駅に広告を出した。SNSで広まる容姿の基準を表す言葉を並べ、取り消し線を引いた。

問題視されたこと
ルッキズムに警鐘を鳴らす意図が、知らなかった容姿の基準を広めて逆効果だと批判された。
その後
取材にはプレスリリース以上の回答はできないとし、広告は予定どおり最終日まで掲出した。

否定したい価値観を、そのまま大きく見せて広めてしまう広告表現にしない。

出典:nlab.itmedia.co.jp(報道)、risktaisaku.com(報道)

2023年7月・ある地方都市の市役所・広告・CM・PR表現

2018年4月から妊婦に配っていた、父親約100人のアンケートをまとめたチラシが、2023年7月にXで拡散し批判された。

問題視されたこと
妻にしてもらってうれしかったことの1位を家事とするなど、性別役割を押しつける内容だった。
その後
市は配布を中止し、性別役割の固定観念を助長するおそれがあったとして反省と謝罪を表明した。

アンケートの声をそのまま載せて、性別役割を押しつける啓発物にしない。

出典:j-cast.com(報道)、chugoku-np.co.jp(報道)

出典

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