2025年1月、ある店舗でみそ汁にネズミが混入した。会社は公表を見合わせ、3月に口コミとSNSで写真が広まってから第1報を出した。
- 問題視されたこと
- 異物混入を2カ月公表せず、SNSで広まってから発表したことが問題視された。
- その後
- 約2000店を3月31日から4月4日まで一時休業し、対策を行った。
店舗で起きた異物混入を特殊な事例と判断して、公表を見送らない。
出典:sukiya.jp(公式発表)、itmedia.co.jp(報道)、cnn.co.jp(報道)
いまの論点・2026年10月6日に調べた
改正公益通報者保護法が2026年12月1日に施行される。通報者を特定しようとする行為を防ぐ措置が求められ、保護の対象にフリーランスや役員も含まれる。窓口の担当者が通報者を特定する情報を漏らすと、30万円以下の罰金の対象になる。
告発や疑惑が出たとき、事実確認の前に否定したり、通報者を探したりしていないか
トップの不祥事を、当事者が主導する調査や「個人の問題」で片付けていないか
内部通報の窓口と通報者の守り方を、従業員やフリーランスに知らせているか
トップの不祥事や告発を、「個人の問題」扱いやごまかしの公表、当事者自身による調査で処理していないか
理由を伏せた辞任発表や口裏合わせ、告発者捜しが後から発覚し、不祥事そのものより批判を大きくした。
事実確認の前に疑惑を否定したり、批判的な投稿を消させようとしたりしていないか
後から事実が判明したり削除要請が露見したりして、隠蔽の印象が強まった。
被害や品質問題を把握したのに、公表や行政報告を先送りしていないか
把握から公表までの空白が後で明るみに出て、隠蔽や被害拡大の責任を問われた。
2025年1月、ある店舗でみそ汁にネズミが混入した。会社は公表を見合わせ、3月に口コミとSNSで写真が広まってから第1報を出した。
店舗で起きた異物混入を特殊な事例と判断して、公表を見送らない。
出典:sukiya.jp(公式発表)、itmedia.co.jp(報道)、cnn.co.jp(報道)
2024年12月、国際線の機長と副機長が前日に規程を超える飲酒をし、出発が3時間以上遅れた。2人は飲酒量を少なく申告していた。
乗務前の飲酒を隠したり、乗務員同士で口裏を合わせたりしない。
出典:aviationwire.jp(報道)、toyokeizai.net(報道)
2024年3月、県の幹部職員が知事のパワハラなどを告発する文書を配った。知事らは告発者を捜し、県は5月にその職員を停職処分にした。
トップへの告発を、当事者であるトップ自身の指示で調べたり処分したりしない。
出典:kobe-np.co.jp(報道)、kobe-np.co.jp(報道)、ktv.jp(報道)
2024年1月15日にサプリによる腎疾患の症例を把握しながら、公表と自主回収は3月22日だった。
健康被害の可能性を把握したら、原因が確定するまで公表を待たない。