2024年10月から11月、自社サイトの早期予約で、おせちを通常価格から1万円値引きと表示して販売した。
- 問題視されたこと
- 実際には売られない通常価格と比べて、値引きを大きく見せた点が問題視された。
- その後
- 国の措置命令に対し、同日に見解を公表して反論した。行政不服審査法に基づく審査請求を出した。
キャンペーン後に売る見込みが崩れた価格を、通常価格として値引きの基準にしない。
出典:caa.go.jp(行政の発表)、corporate.japanet.co.jp(公式発表)
確認の問い
品質・表示で過去に批判された事例から、出す前に確かめる問いを8個にまとめました。
産地・原材料・用途の表示が、仕入れ先の変更や不足時の代替を含めて実際の中身と食い違っていないか
輸入品や別産地の食材、安い肉、非食用米などを偽って出していたことが発覚し、「誤表示」との言い逃れも含めて信頼を失った。
仕様に届かない検査結果や省いた検査を、書き換えた数値や架空のデータで検査成績書にしていないか
検査成績書の改ざんや架空データ、不合格品の手直し出荷が長年続き、チェックの働かない体制のまま発覚した。
認証試験や届け出の数値を、規定と違う方法・データ・ソフトで良く見せていないか
開発日程や目標値を優先して認証試験のデータを偽り、試験時だけ基準を満たす細工まで行っていたことが発覚した。
除菌効果・耐水性能・研究や技術の到達度などを、根拠や条件を示さずに確かなもののように発信していないか
根拠のない空間除菌や実験室条件だけの性能、途中段階の研究、未完成の技術、専門家の確認がない医療記事が、誇大・虚偽として批判された。
販売実績のない「通常価格」との比較や、オプションの標準装備扱い、在庫のない商品の広告で、実際より得に見せていないか
売られていない価格を基準にした値引き表示や、提供できない商品での集客、有料装備の標準装備表示が景品表示法違反とされた。
「満足度No.1」などのランキング表示が、実際の利用者への客観的な調査に基づいているか確かめずに使っていないか
使ったことのない人への印象調査や客観性のない調査をもとにした「No.1」表示が、根拠がないと判断された。
製造日や消費・賞味期限の表示が実際と食い違っていたり、品質事故を内々で処理したりしていないか
売れ残りの再利用や期限の延長表示を組織ぐるみで続け、品質問題を公表しなかったことが発覚した。
ガチャの抽選方法の説明が実際の仕組みと違っていたり、「カード合わせ」のような禁止された方法で課金を誘っていないか
毎回抽選に見えて実際は組み合わせが限られていた仕組みや、高額課金を誘うコンプガチャが問題になった。
2024年10月から11月、自社サイトの早期予約で、おせちを通常価格から1万円値引きと表示して販売した。
キャンペーン後に売る見込みが崩れた価格を、通常価格として値引きの基準にしない。
出典:caa.go.jp(行政の発表)、corporate.japanet.co.jp(公式発表)
2024年4月、親会社が、子会社で船舶用エンジンなどの燃費データを改ざんしていたと公表した。
顧客に提出する試験データを、性能を良く見せるために書き換えない。
出典:xtech.nikkei.com(報道)、jmd.co.jp(報道)
2020年2月以降、旅行ガイドブックやサイトの広告で、満足度などで1位だと表示していた。2024年3月、国の機関が措置命令を公表した。
利用者に聞いていない調査をもとに、満足度で1位と表示しない。
出典:caa.go.jp(行政の発表)、caa.go.jp(行政の発表)、xtrend.nikkei.com(報道)
2024年3月、注文住宅の広告で業界1位をうたっていた住宅グループ5社に、国が措置命令を出したと公表された。
調査会社が出した1位の結果を、調査の中身を確かめずに広告に使わない。
出典:caa.go.jp(行政の発表)、n-seikei.jp(報道)、xtech.nikkei.com(報道)
2024年1月、特別調査委員会の報告で、取引先から開発を受託した自動車用エンジンの認証試験でも不正が判明した。
認証試験で、規定と異なるデータやソフトウェアを使って合格させない。
出典:global.toyota(公式発表)、monoist.itmedia.co.jp(報道)