2024年12月、国際線の機長と副機長が前日に規程を超える飲酒をし、出発が3時間以上遅れた。2人は飲酒量を少なく申告していた。
- 問題視されたこと
- 乗務前の過度な飲酒を、口裏合わせと虚偽の申告で隠そうとしたことが問題視された。
- その後
- 会社は信頼を損ねたことを重く受け止めると謝罪し、2人を解雇した。
乗務前の飲酒を隠したり、乗務員同士で口裏を合わせたりしない。
出典:aviationwire.jp(報道)、toyokeizai.net(報道)
確認の問い
経営者・社員の発言や行動で過去に批判された事例から、出す前に確かめる問いを8個にまとめました。
経営者や組織のトップが、性別・民族・性的指向・職業などの属性で人を見下す発言をしていないか
講演やネット番組、オフレコ、訓示などくだけた場の発言でも広く拡散し、辞任や謝罪に追い込まれた。
トップの不祥事や告発を、「個人の問題」扱いやごまかしの公表、当事者自身による調査で処理していないか
理由を伏せた辞任発表や口裏合わせ、告発者捜しが後から発覚し、不祥事そのものより批判を大きくした。
上司やトップによる暴言・威圧・身体接触を、「励まし」や「業界の慣習」として黙認していないか
パワハラやセクハラが長年放置され、過労自殺や不正の温床、トップの辞職につながった。
経営者が長時間労働を求める精神論や、働き手を切り捨てると取れる言葉を発信していないか
社内文書の精神論や雇用制度の提言、現場の訴えを退ける態度が、働き手軽視として批判された。
契約や許認可で便宜を得るために、発注側や監督官庁の関係者への接待・金品提供・受注調整をしていないか
接待や資金提供、受注の割り振りが発覚し、逮捕や処分、社会的な批判に発展した。
経営者個人の政治的・歴史的な主張を、自社サイトや客室、事業方針の説明で発信していないか
自社サイトでの差別的主張や客室の書籍、人道危機下の事業継続の説明が、会社の立場として批判された。
顧客の財産や放送内容など重大な業務を、一人の担当者に任せきりにしていないか
担当者が立場を悪用して窃盗や凶悪犯罪、原稿外の発言をしても、止める仕組みが働かなかった。
経営者の個人アカウントで、事業に関わる不正確な情報や取引先の非公開情報を発信していないか
処理水を「汚染水」と呼ぶ投稿や作家の実売部数の公開が、風評や取引先への攻撃として批判された。
2024年12月、国際線の機長と副機長が前日に規程を超える飲酒をし、出発が3時間以上遅れた。2人は飲酒量を少なく申告していた。
乗務前の飲酒を隠したり、乗務員同士で口裏を合わせたりしない。
出典:aviationwire.jp(報道)、toyokeizai.net(報道)
2024年8月、ラジオ国際放送の外国語ニュースで、外部スタッフが原稿にない発言を加えた。領土問題で他国の主張に沿う内容だった。
外国語放送の読み手を一人に任せ、原稿外の発言を止められない体制のままにしない。
出典:chunichi.co.jp(報道)、zaikai.jp(報道)
2024年7月、社員が無断で高齢の顧客夫婦宅を訪れ、妻に薬を飲ませて現金を奪い、家に火をつけて殺害しようとしたとされる。
高齢の顧客の自宅を訪問するかどうかを、担当者一人の判断に任せない。
出典:nikkei.com(報道)、business.nikkei.com(報道)
2024年4月、知事が新規採用職員への訓示で、県職員は他の職業の人と違い知性が高いという趣旨を述べた。
組織の人を励ますために、他の職業を引き合いに出して上下をつけない。
出典:tokyo-np.co.jp(報道)、chunichi.co.jp(報道)、dailyshincho.jp(報道)
2024年3月、県の幹部職員が知事のパワハラなどを告発する文書を配った。知事らは告発者を捜し、県は5月にその職員を停職処分にした。
トップへの告発を、当事者であるトップ自身の指示で調べたり処分したりしない。
出典:kobe-np.co.jp(報道)、kobe-np.co.jp(報道)、ktv.jp(報道)