2026年6月、市の広報の公式SNSが、警察からのお知らせとして不法就労と不法滞在の啓発文を投稿した。県警が例年示す文章だった。
- 問題視されたこと
- 国内の不法滞在者の多くが不法就労しているとみられるとの記述に、根拠がないと批判が出た。
- その後
- 翌朝に投稿を削除して謝罪し、警察から受け取った文章をそのまま載せたと説明した。
外部機関に頼まれた文章でも、特定の属性への偏見を生む表現を確かめずに投稿しない。
出典:kobe-np.co.jp(報道)、mainichi.jp(報道)
確認の問い
公式SNSの投稿で過去に批判された事例から、出す前に確かめる問いを7個にまとめました。
ネットミームやハッシュタグ、論争中の話題に、由来や文脈を確かめずに便乗していないか
つらい出来事が由来のミームやDV被害を語るハッシュタグ、子どもを性的に見る題材、家事論争に軽く乗り、無神経だと批判された。
公式アカウントが、個人利用と混ざったり確認なしで投稿・自動送信できたりする体制になっていないか
私的な中傷や誤リポストが公式から出たり、予約投稿や自動返信が状況を確かめずに流れたりして批判された。
ユーザーや被害を訴える人を、見下したり言い負かしたりする言葉を使っていないか
ファンの投稿を見下す紹介、消費者への高圧的な反論、被害の訴えへの反論や揶揄が、批判をさらに強めた。
特定の政党や国籍・人種などの属性について、支持や偏見を示していないか
政党への中傷や政党を連想させる色づかい、嫌悪をあおる言葉、根拠のない「不法滞在者」投稿、ステレオタイプの描写が批判された。
災害・事故・戦争被害や追悼に関わる出来事を、宣伝や軽いネタにしていないか
震災や地震の最中の集客投稿、追悼の日に平凡な日を祝う投稿、原爆を題材にした冗談への軽い反応、被災地のカタカナ表記が、無神経だと受け止められた。
犯罪や過重労働、他社の商品やファンの好きなものを、笑いや格付けのネタにしていないか
万引きや社畜を軽いネタにした投稿、他社の人気商品を燃やす動画や値踏みする投稿が反発を受けた。
女性を性的な対象として描いたり、容姿や家事の固定観念を笑いの前提にしたりしていないか
利用者の女性を性的に鑑賞する企画や、すっぴんを恥とする演出、主婦をやゆするように見える投稿が批判された。
2026年6月、市の広報の公式SNSが、警察からのお知らせとして不法就労と不法滞在の啓発文を投稿した。県警が例年示す文章だった。
外部機関に頼まれた文章でも、特定の属性への偏見を生む表現を確かめずに投稿しない。
出典:kobe-np.co.jp(報道)、mainichi.jp(報道)
2025年、国政選挙の期間中に公式SNSに投稿した。オレンジ色の上着の職員とマスコットが拳を上げる写真に、郷土愛を強く打ち出す言葉を添えた。
選挙期間中に、政党の色や標語を連想させる表現を公式アカウントで使わない。
2024年、新CMの予告をSNSに投稿した。人気アイドルグループの脱退騒動の際にネットで広まった投稿と、同じ文言を使っていた。
ネットミームを、その由来や傷つく人がいないかを確かめずに宣伝に使わない。
2021年、社員が個人アカウントのつもりで、会社の公式Twitterから特定の政党を中傷する投稿をした。
公式アカウントを、個人アカウントと同じ端末やアプリで切り替えて運用しない。
2020年、10代のメンバーが運営する公式の写真共有SNSで、店で何を盗んだことがあるかを問う大喜利を募集した。
犯罪をネタにした投稿を、社員の確認なしに若いスタッフやインターンに出させない。